メールの添付ファイルで感染するタイプのウィルス「Swen」が流行しています。
高い感染力を誇り、 広く被害を及ぼすことが予想されます。
過去に流行したウィルス「Aliz」及び「W32 / Badtrans.B」と同じように
メールを開いただけで感染します。

感染対象

●感染するパソコンのOS（オペレーションシステム）の種類

Windows 95, Windows 98, WindowsME,WindowsNT,Windows2000,WindowsXP,WindowsServer2003
に感染します。

○感染しないパソコンのOS（オペレーションシステム）の種類

Macintosh（マック、マッキントッシュ）,OS/2, UNIX,Linux

感染経路

このウィルスの特徴は、メールに添付されたファイルから感染することです。
Internet Explorer（インターネットを見るための標準的なブラウザソフト）の
セキュリティーホールを利用して感染します。

症状

・感染時に「マイクロソフト・インターネット・アップデート・パック」に
見せかけたダイアログボックスを表示します。

・ウィルス対策・セキュリティーソフトを終了させます。

・定期的にユーザー名とパスワードの入力を求める英語のエラーメッセージ画面を表示します。

・LAN、IRC（インターネット・リレー・チャット）、ファイル交換ソフトを経由して他のパソコンに感染しようとします。

対策方法

○メールソフトでプレビュー表示しないように設定します。
その方法はここをクリックしてください。
未対策の状態では、プレビュー表示するだけで感染するようになっている為です。

○受信メールに注意します。
メールの件名・差出人・本文は、これと判る特徴がないようです。
中には、Microsoft Internet Explorerの修正プログラムの案内メールを装ったり、
メール送信エラーの通知メールを装ったりするものもあるようです。

怪しいメールの添付ファイルは決してWクリックしないでください。

まだ、感染していない場合は、Windowsアップデートを行うことをお勧めします。

Windowsアップデートのページで
ブラウザ（Internet Explorer）に修正プログラムを適用します。
Internet Explorer 5.01の場合、SP2 を適用する。
Internet Explorer 5.5 の場合、SP2 を適用する。

あるいは最新の Internet Explorer 6.0 をインストールしてください。
(注: 必ず、Outlook Expressを含む標準構成以上でセットアップすること。）

1. Windowsアップデートのページにアクセスする
2. 「更新をスキャン」をクリック
3. スキャンが終わるまで待つ。終わったら 「更新の確認とインストール」が表示されます
4. 「更新の確認とインストール」をクリック
5. 重要な更新と Service Packのページで『今すぐインストール』のボタンを押す
6. 使用許諾契約に「同意」してアップデートを行います。
7. アップデートが終わって再起動の支持がでたらその指示に従います。
8. 再度Windowsアップデートのページにアクセスして「重要な更新と Service Pack」のページで
   項目がなくなるまで繰り返します。

Windowsアップデートにおいて発生したいかなる損害についてもポケッティーは責任を負いかねます。
あらかじめご了承の上、自己責任において行ってください。

感染した場合は各ウィルス対策ソフトのHPの駆除情報を参考にしてください。

IPAセキュリティセンター
http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/swen.html

シマンテック
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.swen.a@mm.html

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_SWEN.A

日本ネットワークアソシエイツ
http://www.nai.com/japan/security/virS.asp?v=W32/Swen@MM

上記の対処方法おいて発生したいかなる損害についてもポケッティーは責任を負いかねます。
あらかじめご了承の上、自己責任において行ってください。

内容は随時調査中
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