ペイントで作ったデータの保存の仕方
(保存・名前をつけて保存-保存形式について)
作成したデータは、メニューの「ファイル」から保存する事ができます。
ファイル→「上書き保存」の場合
現在の作業の状態を、一度保存してあるデータであれば、同じファイル名で保存します。
過去のデータを上書きするため、保存前の状態に戻す事はできません。注意してください。
一度も保存した事がない場合は、保存先と保存形式を指定して、保存を行います。
ファイル→「名前を付けて保存」の場合
現在の作業の状態を、名前をつけて保存します。
上書き保存と違い、新しい名前をつけて保存する事で、以前のデータを残した保存が可能です。
保存先と保存形式を指定して、保存を行います。
保存形式について
「初回の上書き保存」と「名前を付けて保存」を行うと、ファイルの保存場所の指定と、
保存形式を選択する画面が表示されます。
保存形式「ファイルの種類」について
保存形式は、「モノクロビットマップ」「16色ビットマップ」「256色ビットマップ」「24ビット bitビットマップ」「JPEG」「GIF」「TIFF」「PNG」の8つがあります。
Windowsの種類によって、利用できる保存形式が増減する事もあります。
一般的な8つの保存形式がどのようなものか、サンプル画像と共にご紹介いたします。
(サンプル画像)
モノクロビットマップ
黒と白の二階調で保存します。
16色ビットマップ
16色の色数で保存します。表現が単調なアイコンやイラストで利用できます。
256色ビットマップ
256色の色数で保存します。豊富な色数により、品質を抑えた写真の表現も可能です。
24ビット ビットマップ
16,777,216色の色数で保存します。画面で見たとおりに保存される形式です。
通常は、この形式で保存してください。
JPEG(この形式は、ホームページ・ブログで利用可能です)
24ビットマップの品質に近い状態を保ちながら、圧縮した保存形式です。少なからず劣化します。
ブログやHPに掲載する写真を出力する場合は、この形式で保存してください。
GIF(この形式は、ホームページ・ブログで利用可能です)
最大256色の色数で保存する圧縮画像形式です。色数が少ないほど、ファイルサイズが軽くなるのが特徴です。
ペイントで描いた色数の少ないイラストをブログやHPに掲載する場合は、この形式で保存してください。
TIFF
古くから存在する画像形式のひとつです。24ビット ビットマップの品質で保存することが可能です。
24ビット ビットマップで問題がなければ、そちらを使うとよいでしょう。
PNG(この形式は、ホームページ・ブログで利用可能です)
16,777,216色の色数で保存します。画面で見たとおりに保存される圧縮画像形式です。
ファイルサイズが、24ビット ビットマップよりも(若干)軽く、JPEGより重くなります。
品質は、JPEGよりよい品質で出力する事ができきます。
一部のホームページ閲覧ソフトで表示できない問題があります。
どの形式で保存したらいいか
・とりあえず保存したい場合は、「24ビット ビットマップ」を選びましょう。
・ブログやHPに写真を載せたい場合は、「JPEG」を選びましょう
・ペイントで描いた簡単な絵をブログやHPに載せたい場合は、「GIF」を選びましょう。
JPEGやGIFで保存する場合でも一度「24ビット ビットマップ」で保存しておくとよいでしょう。
あとで画像作り直す必要がでた場合に、「24ビット ビットマップ」のデータが残っていれば、きれいな画像で作業することができます。
以上、ペイントで作ったデータの保存の仕方になります。
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