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OUTLOOK-EXPRESS(アウトルック・エキスプレス)バックアップ方法
OUTLOOK-EXPRESS(アウトルックエキスプレス)のバックアップ方法の目次

注意!office系のOutlookとはバックアップ方法が違います。
失敗しても(しないと思いますが)自己責任です。

Outlook Express ルールのバックアップ

Outlook Express 5〜6 のルールのバックアップ
注意!office系のOutlookとはバックアップ方法が違います。
失敗しても(しないと思いますが)自己責任です。


これはちょっと難しいです。
レジストリエディタを使用するため少々危険です。
(書き換えたりしなければ危険はないです。)


ルールのバックアップ

これはファイルとして置いてない上にファイルとして吐き出せないため
レジストリから設定を保存しなければいけません。

がんばって保存しましょう。

「スタート」→「名前を指定して実行」
「regedit」と入力するとレジストリエディタが開きます。





HKEY_CURRENT_USER\Identities\{文字の羅列}\Software\Microsoft\Outlook Express\5.0\Rules\Mail
(文字の羅列と書いてある部分はSIDと言い環境によって変わります。)

ツリーがmailを表示するまで順番に辿って行きます。



mailフォルダをクリックして「レジストリ ファイルの書き出し」をクリック
後は任意の場所を指定して名前を付けて保存。
これで保存は終了です。
注意!ユーザー別にしている場合は、ユーザー(SID(文字の羅列))を間違えないようにバックアップしましょう。


ここまでは簡単でしたね。
けど、復元が一番やっかいなのです。


ルールの復元の準備


バックアップまでは問題なく出来たと思います。
新たな環境に復元するとなるとちょっとやっかいなのです。
その理由はSID(文字の羅列)が変わるため、このまま結合させてもSIDが一致しない。
よって今のユーザーにルールが適用されないのです。

バックアップしたときと同様にレジストリエディタを開いてSIDを調べましょう。
「スタート」→「名前を指定して実行」
「regedit」と入力するとレジストリエディタが開きます。
HKEY_CURRENT_USER\Identities\{文字の羅列}の文字の羅列がSIDです。


SIDのところでクリックすると右の窓にUser IDが表示されます。
それをダブルクリックすると値のデータの部分にSIDが表示されるのでコピーしましょう。


バックアップしたレジストリで「右クリック」→「編集」


メモ帳でレジストリを開けたと思います。
中には意味不明な事が書いてありますが
焦らないで[HKEY_CURRENT_USER\Identities\
この後に書いてあるSIDを先ほどコピーしたSIDを慎重に貼り付けていきます。


[HKEY_CURRENT_USER\Identities\{SID}\Software\Microsoft\Outlook Express\5.0\Rules\Mail]
(赤い所が書き換えた部分です。)

私の場合20箇所SIDを修正しました。
(ルールを複雑にしている方は、かなり書き換えないと…(^^;)

「{」とかが抜けていないか必ず確認してから保存しましょう。



ルールの復元


ここまで出来たらあとは簡単です。
「右クリック」→「結合」
もしくはダブルクリックでレジストリを組み込めば無事に終了w

Outlook Express を立ち上げて確かめてみましょう。

OUTLOOK-EXPRESS(アウトルック・エキスプレス)バックアップ方法
OUTLOOK-EXPRESS(アウトルックエキスプレス)のバックアップ方法の目次
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